一級建築士資格独学散歩道

一級建築士資格取得までの道のりを散文的に綴ります。

20.◎たいへんよくできていました『ゼロからはじめる建築の[施工]入門』

 私の弱点は建築法規である。その弱点を克服しようと購入した『ゼロからはじめる建築[法規]入門』であるがこれがまたすこぶるよかった。どこが良かったかというと、図が多いことである。図が多いと何がよいかというと、イメージで記憶しやすいのである。
 どうやら、イメージは記憶に重要な働きをもたらす。記憶には主に2種類ある。一つは意味記憶でいわば言葉とそれを指すものを結びつける記憶の方法だ。最も身近なのは人の名前だろう。世の中には人の名前を覚えられなくて困っている人がたくさんいるらしい。実は私ものその中の一人である。 続きを読む

19.どうやって資格学校生に勝つか『選択肢正誤判定学習法』

 今年も一級建築士学科試験まであと3か月を切った。今後は過去問を効率的に解かなければならない。
 以前、総合資格学院の営業さんと話した時に、過去問だけではなく、新規の問題への対応力が必要だといわれ、すっかり意気消沈気味の自分である。しかし、何とかこの難局を打開する方法はないのだろか。過去問を解きつつ、新たな問題にも対応できるようにするにはどうすべきなのか考えてみた。
  続きを読む

18.建築法規と構造の地味なTips

 最近、少し焦っている。学習計画が遅れているのだ。もともとも計画では既に「厳選問題集」の1回目を終了し、4月からは過去問の学習に取り掛かる予定であったのだが、なんと、20日間の遅れである。原因はいろいろあるのだが、まあそれをここで述べても仕方がない。   続きを読む

17.暗記するべきか、ページを開くべきか?

 建築法規は苦手なのである。そこで、なぜ苦手に思えるのか、ふと立ち止まり考えてみた。考えてみると理由は結構簡単だった。法規の学習をどのように進めたら良いのか判然としないのだ。
 過去にネットで読んだ合格体験記などによると、建築法規の試験科目は高得点を狙いやすいのだそうだ。   続きを読む

16.たぶんだれもがやっている、問題集分冊斬り

 一級建築士試験の問題集はとにかく分厚い。これはある意味建築の分野の広さを意味しており、仕方のないことなのかも知れないが、しかし、IT系の資格と比較してもかなりのボリュームである。まったく頭にくる。えーい斬り刻んでしまえー
という話ではない。これは分厚い問題集を普段から持ち歩き、ドトールなどで学習を行うためのノウハウである。