一級建築士資格独学散歩道

一級建築士資格取得までの道のりを散文的に綴ります。

23.今年は緑色の法令集を購入しました

 これまでしばらく休んでいたこのブログもそろそろ再開することにしようと思う。同時に学科試験の学習も再開するのである。まず手始めに法令集を購入した。昨年度までは日建学院のオレンジ本を購入していたわけであるが、今年は総合資格学院の緑本である。以前このブログで紹介したが、試験会場では概算で4対1くらいの割合で緑本の方が多く使用されている。さすがにこの数の差は無視できなくなってきた。
 
 総合学院の緑本では、インデックスが付属していない。かわりに、インデックスを請求するハガキが添付されており、早速自分の住所や電話番号を記載して投函した。投函したのが11月30日である。そしてインデックスが届いたのが12月6日ごろであろうか。
 送られてくるのは、インデックスシールだけではない。シールの他に、以下のものが同封されていた。
 
1.インデックス付法令集の活用方法
 この本には、インデックスシールの貼り方の他に、法令用語の読み方と引き方集がついてくる。例えば、法文で多用される「又は」「及び」「若しくは」「ならびに」などの接続詞の意味が解説されている。さらには、例題とともに、インデックスを活用した法令集の引き方が書いてある。

 インデックスに関しては、オレンジ本よりも使いやすく工夫されているようだ。緑本のインデックスは本を開く側(タテ)と本の上側(ヨコ)に貼りつける。問題文から必要な条文を検索するには、まずタテのインデックスを引き、次にヨコのインデックスを引くように工夫されているようだ。この点は、オレンジ本より使いやすそうである。オレンジ本でも、独自にインデックスを追加したのだが、2段階で引けるようにインデックスを工夫するのは至難の技である。

 

2.アンダーラインの引き方見本
 法令集のどこにアンダーラインを引くべきかが書いてある。初めて受験する人にはおそらく必須のアイテムになるはずだ。私の場合は、去年の法令集を参考にしながら、独自の記入方法を使って転記している最中である。独自の記入方法については、本文末尾を参照して欲しい。
 ところで、今回から新しくしたのは法令集だけではない。実は、赤青鉛筆をやめてフリクションボールにしたのである。以下の点を考えると、色鉛筆よりもフリクションボールの方が良さそうだ。
1)間違って書いた部分もそれなりに綺麗に消せる
2)鉛筆削りがいらない。
3)裏写りがさほど気にならない。写り込みの程度はおそらく色鉛筆と同じ。
4)筆圧が低くても線を引けるので、用紙が凸凹にならない。
 フリクションボールを購入する時に、赤と青を1本ずつ買うか、3色ペンにするか迷ったが、結局3色ペンにした。ペンを持ち替える必要がないので、割と楽である。ただ、ノックを何度も使うことになるので、本体がしっかりとした値段が高めのものを購入することにした。グリップがウッドのタイプである。私にとってグリップの肌触りは非常に重要なのである。
 
 昨年度は、更新された法令集を購入するのがだいぶ遅れた。前年度試験で使用した法令集をそのまま使えると思っていたのが、思いのほか改訂が多く、6月に慌てて法令集を購入し直したのだ。その時にわかったのは、前年度に使った法令集に引いたアンダーラインを、新規に購入した法令集に転記するのは決して時間の無駄ではないということである。アンダーラインを転記することで、法令集の内容を再認識できる。それに、いろいろと新たな工夫ができるのだ。今年は本格的に学習を開始する前に、まずこの処理をする。アンダーラインを転記するのは機械的な作業なので、私自身はそれほど苦にならない。本格的学習開始前のウォーミングアップには最適なのである。

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 さて、独自のアンダーラインの引き方についてなのである。重要な個所をマーキングするというよりは、基本的にわかりやすくすることに重点を置いている。主に、以下の要素に分けてアンダーラインなり記号なりを記入している。
1)数値は丸で囲んで、以降の「以上」「以下」は、赤の下線上線で示す。
2)「超える」「未満」の場合は、上記に青い線を重ねる。
3)括弧は青い線でなぞる。二重にかっこがある場合は、外側を二重線の括弧にする。
4)「又は」「若しくは」などは、青で「U」型の記号を重ね、「かつ」「及び」などは「∩」型の記号を重ねる。

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 追伸なのである。その後100円ショップでちょうどよさそげなケースを探していると、まさにぴったりのものがあった。これで十分なのである。いや、これがないと、法令集をカバンに入れるたびにせっかくつけたインデックスがボロボロになり使えなくなってしまうのだ。もし、法令集をカバンに入れる予定があるなら、100円ショップでケースを準備してからにすべきだ。実は、私もケースを購入する前に法令集をカバンに入れて早速インデックスの一部が破壊されてしまったのであった。

 

 

建築関係法令集 法令編〈平成29年版〉

建築関係法令集 法令編〈平成29年版〉

 

 

「2級電気工事施工管理技士」を受験してきました

 2016年11月13日日曜日、2級電気工事施工管理技士資格試験を受験してきました。
 その日は朝から晴れていて、絶好のお受験日和、最近の気候では暖かく、私も心持ち緊張感が薄れていました。試験場所は専修大学。我が家からはやや遠い。向ケ丘遊園の駅から徒歩18分、と受験票には書いてあった。しかし、実際の道程はもっと遠い。何と言っても、目的地の専修大学は山の上り坂の上にある。
 試験場所への道には例によって受験する者たちの列ができている。まあ、迷うことはないだろう。しかも、ご丁寧に、誘導員が随所に立っていた。試験の開始は午前10時からだから、まだまだ時間的には余裕があった。試験会場である専修大学の最寄駅である向ケ丘遊園の駅に着いたのは午前9時である。
 5分ほど歩いたところにセブンイレブンがある。喫煙中の受験者が店舗の前に溜まり場をつくっていた。まずは昼飯を調達する。例によって、お腹を壊さないよう今回もおにぎりを二個である。ついでにタバコを購入。気分的には落ち着いていたが、差し当たり私も一服してから専修大学へと向かうことにした。タバコを吸った途端、風邪をひいていたせいか、少し具合が悪くなった。
失敗した、と思いつつも、再び歩き出す。そこはすぐに上り坂になっていた。タバコを吸ったせいで随分と息切れがした。この坂は どこまで続くのだろうか。少し気が滅入りながら、トボトボと歩く。
 向ケ丘遊園というのは随分と洒落た駅名なのだが、なるほど、駅の向こうは小高い丘になっているのである。どこまでいってもキツめの上り坂が続いていた。その登りきったところに専修大学の校舎があった。
 
 その校舎は少し変わっていて、入り口を入ると下り階段しかない。つまり、全ての階が地下構造物なのである。敷地からはアトリウムを見下ろす形になっている。地下構造物というのは実は違っていて、急斜面に建てられた4階建の建築物であった。エレベータの乗り口がR階になっていて、2階に降るのである。後で、1階の入り口が何処にあるか探してみよう。
 
 10時試験に関する説明と、問題用紙、回答用紙の配布がされる。スマホを封印する茶封筒が用意されている。10時15分、試験開始である。
 施工管理技士の試験は、午前中にマークシート試験を行う。問題は電気工学、電気設備、関連分野、施工管理法、法規、の5つに分かれている。それぞれ、12問から20問程度のうち、6割近くを選択して解答できる。つまり、全問解答は不要であり、自分が解答に自信のあるものを選択すればよろしい。全て4択形式の問題である。そして、その多くの出題形式は「もっとも不適当なものを選択」する形式である。
 解答時間は2時間半、時間的に余裕があるので全問に対して解答する。解答しながら、問題文の先頭に、難易度を評価して「◯✖️△」をつけていく。選択肢を解答用紙に転記するとき、まずは「◯」をつけた問題を転記して、選択数が足りなければ、△をつけた中から最も自信がある解答を転記していく。
 途中、周りからは、コツコツという音が聞こえてくる。解答を選択した数が規定の数とあっているか、机上で数えているのである。もしも、規定の解答数を超えてマークをつけた場合は、減点の対象となるのだ。
 
 一般に、建築を学ぶものは電気理論に弱い。と思う。まず、インダクタンスやらファラデーの法則など、電気理論は目に見えない現象を捉えないといけない。構造力学は直感的な物理現象だからイメージしやすいのだが、電気理論はイメージが掴みにくいのである。実際に過去問を解いたとき、電気理論の点数が取れず、かなり焦った。しかし、2級の試験範囲はそれほど広くないので、克服するための時間はそれほど必要ではなかったのである。
 
 午後の試験は筆記式である。5つの問いに答える。
1)自らが携わった電気工事について、問題点と解決策を解答する。
2)電気工事に関する用語リストの中から2つを選択し、施工管理上の注意点を記述する。
2-2)電力会社と需要家(電力供給を受ける側)の接続部分の受電設備の名称もしくは機能について答える。
3)ネットワーク工程表の所要工事日数などを算出する。
4)発電システムや電設部材、工事に関する用語を書いたリストの中から2つを選択し、それらの技術的な説明を記述する。
5)建設業法、労働安全衛生法電気工事士法、それぞれについて短い解説文があり、誤った語句を指摘し訂正する。
 
 全体的に、さほど難易度は高くないと思った。問題集と参考書を購入し、1ヶ月ほどの学習で合格点を取れるのではないか。とくに、建築学を学習しているものにとっては取得しやすい資格ではないだろうか。管轄が経産省ではなく、国交省であるため、どちらかというと建築寄りの知識を試す問題が多いのだ。
 
 合格発表は来年の2月3日である。おそらくは受かっているであろうことを願っている。
 
2級電気工事施工完全攻略―学科+実地試験対応―

2級電気工事施工完全攻略―学科+実地試験対応―

 

 基礎学習のためこの参考書を使った。実地試験についてもある程度まとまっているが、実際の問題用紙は添付されていないので、回答のイメージがつかみにくい。私の場合は試験の実施団体である「建設業振興基金」のホームページから過去問をダウンロードして対応している。

 

最速合格!2級電気工事施工管理技士試験 学科 50回テスト (国家・資格シリーズ 251)

最速合格!2級電気工事施工管理技士試験 学科 50回テスト (国家・資格シリーズ 251)

 

 自分の弱点と思われる電気理論をカバーするために購入。全部で50回分を分野別に分けて掲載しているので、特定分野を学習しやすい。1回ごとに回答と解説が載っている。1回分は7問から8問を2ページに掲載し、次の2ページで回答と解説を掲載。使いやすい問題集だと思う。

22.平成28年度の試験はどうだったか

本日一級建築士試験を受験したみなさんお疲れ様でした。(本当は昨日だけど)

 
さて、今年2回目の当方の受験はどうだったか。
 この1週間、毎日学習を繰り返してきた。そして今朝、試験会場である早稲田大学に向かったのである。昨年は猛暑の中であったが、今年はやけに涼しい。しかし私の顔つきは涼しくはない。
 東西線の早稲田の駅を降りて、皆が歩む方向についていく。昨年は昼食を用意せずに失敗したのをふと思い出した。近くにあるコンビニで早速おにぎりを2つ、そしてチョコレートを買っておこう。例によって配られるビラはとりあえず貰っておく。
 今年の試験会場には時計がない。試験官が時計を持っていない人がいないか確認している。ちなみにAppleウォッチなどのスマートウォッチは使えないらしい。携帯電話と同じように封筒に封印するよう指示があった。
 
 2回目の受験は勝手知ったる状態で、まずは計画と環境設備の試験である。例によって時間が余った。幸先よいスタートを切れた感じがある。そして、昼を挟んで法規である。ここが鬼門なのだ。例によって法例集の色を確認する。やはり緑色の本が多い。おそらく70%は緑本である。オレンジ本は30%ほどであろうか。
 
 ここで、今年の失敗を白状する。実は昨年購入した法令集を使う予定で6月まで頑張っていたのだが、6月の末頃にやはり今年度の法令集を購入した。アンダーラインやインデックスの貼り付けに時間を取られることを考えて、しばらくは昨年度の法令集を使い続けていたのだが、日建学院の模試を受けて、ずいぶんと改定項目がある事を知った。特に法規が苦手な私にとっては、古い法令集を使うにはやはり不安がある。新しい法令集にアンダーラインを引き、そしてインデックスを貼り直すのに1日半を要した。それでも、アンダーラインの引き直しは法例集の内容を再確認する事になり、いままで気がつかなかった法文の構成にも気づくことができた。これは効果があるかもしれない。皆さんにもオススメである。できれば法例集が発行される12月の時点で買い直したほうが良さそうである。もちろん今年合格予定の方はその必要はない。
 ふと見ると、隣の受験者はなんと2009年の緑本を持っていた。その前の人は2014年度版である。以外と古い法令集を使っている人も多いようだ。しかし、見るからに本の厚みが違う。法例集の厚みにやる気が表れているようにも思えた。
 
 法規の試験は結局時間が足りない。他の科目は30分の余裕があった。それを考えると、やはり法規は十分に時間内に解く訓練を積むべきだと反省した。
 
 さて、試験が終わり、帰りがけの喫茶店で早速解答を採点してみた。例によってウラ指導の採点システムに登録したところ、なんと82点である。今年もやはり合格は厳しそうなのである。あともう一年、このブログを続けることになりそうなのである。

21.いよいよ学科試験まであと2週間なのである

再来週の日曜日はいよいよ一級建築士学科試験である。この2週間でどれだけ学習できるかが勝負なのである。といいつつ、こと一級建築士の学科試験につてはいまさらジタバタしても仕方がない気もする。ということで、私は現在くつろいでいる。くつろいで、を装いつつ、喫茶店でこのブログを書いている。

そんなわけだから、おそらく試験前のブログ記事投稿はこれが最後になるであろう。この試験前の最後のブログでは、以下の2点を報告しておこうと思う。
 
1.切羽詰まった時に心を落ち着けて読みたい一冊
実は、この本は2ヶ月前くらいに購入し、たまに目を通していたものだ。建築計画に対する対策本として購入したものである。その名も『コンパクト版建築史』なのであるが、全然コンパクトではない。それでも、B5版の見やすさは、老眼の私にとっては実にありがたいのである。しかも、形状を記憶するのが得意な私にとっては、その名称との一致についてはなかなか難しい。その点、この本を読み進めながら実際の建築物の写真を眺めることで、何となくストーリーと共に名前も記憶に残っているような気になるものである。というよりも、何となく眺めていて楽しいのである。この楽しい感覚は学習脳の一番の栄養源になるはずだ。
 
2.構造設計に関する感覚を身につけたい
構造設計屋という職業があるらしい。実際に姉歯設計などがそうであった。この分野はコンピュータによる技術革新が進んでいて、建築分野の中ではコンピュータグラフィクスによるパース作成などのデザイン系と双璧をなしている。同じ建築系の人間でも、技術系とデザイン系では全く人種が異なるところが面白いと思う。ちなみに私自身は建築系のコンピュータソフトウェアを販売する側だったので、両方のソフトウェアと人種に触れることができた。
大分横道に逸れた。「株式会社ストラクチャー」という構造計算用のソフトウェアを開発している会社があり、その会社が「建築構造データブック」というiOSアプリを無償で配布している。内容もすこぶる分かりやすい。構造計算は何とかなるのだが、構造設計に関する設問に弱い、例えば耐震計算ルートなどと聞くと、ついつい横道に逸れたくなる方にオススメである。ただし、今のところiPad専用である。従って、iPadユーザーで一級建築士を目指す諸氏にはすこぶるオススメなのである。
 
そういったわけで、実は明日は学科試験の模試を受けるのである。そのため、本日は期日前投票を行ってきた。期日前投票というのは、近くの投票所ではない事を除けば、至ってごく普通の投票である。そんなことに初めて気づいた自分に驚いた自分に驚いている。
都知事選と学科試験の本番も重なるのではなかったか。今から心配しても仕方がないのだが、多少心配なのである。

 

コンパクト版 建築史 日本・西洋

コンパクト版 建築史 日本・西洋

 

 

20.◎たいへんよくできていました『ゼロからはじめる建築の[施工]入門』

 私の弱点は建築法規である。その弱点を克服しようと購入した『ゼロからはじめる建築[法規]入門』であるがこれがまたすこぶるよかった。どこが良かったかというと、図が多いことである。図が多いと何がよいかというと、イメージで記憶しやすいのである。
 どうやら、イメージは記憶に重要な働きをもたらす。記憶には主に2種類ある。一つは意味記憶でいわば言葉とそれを指すものを結びつける記憶の方法だ。最も身近なのは人の名前だろう。世の中には人の名前を覚えられなくて困っている人がたくさんいるらしい。実は私ものその中の一人である。
 もう一つはエピソード記憶である。要するに物語を記憶する。私たちはその人の名前を覚えていなくとも、その人がどういった人かを覚えているものである。「ほら、あのひとなんて言ったっけ、すごく怒りっぽくて一回社長と大喧嘩して首になりそうになった……」というのはまさにエピソード記憶の典型例だ。このように、エピソードを思い出しているときは頭の中には何らかのイメージが形作られているのである。
 意味記憶は若い人が得意であり、エピソード記憶は特にお年寄りが得意とすることが多いらしい。多少ぼけても昔の出来事は結構覚えているものだ。そういったわけで、私のような中高年にはエピソード記憶が武器になるのである。
 
 そこで、この『ゼロからはじめる…』シリーズの登場となる。特に今回は[施工]だ。施工こそエピソードで記憶しやすい科目だ。工事の工程などはまさにエピソードそのものだろう。しかし、エピソードを記憶するためにはイメージを頭に浮かべる必要がある。
 小説を読むときに登場人物の顔や街の様子などがイメージできないと何とも小説を読んだ気にはならない。そういった表現力のない小説のストーリーなどは結構すぐに忘れるものである。小説であればまあよい。これが、建築施工ともなると、例えば「ベーン試験」とか「トルシア形高力ボルト」とかいわれても、さっぱりなのである。まず、それがどのような形状をしているかと共に、どういうときにどう使かを知らなければ、試験への解答は難しい。つまり、そのもののイメージを絵で見て記憶する必要があるのだ。
 そんな時には、この『ゼロからはじめる…』シリーズなのである。まさに[施工]は[法規]よりも「買ってよかった!」感が2倍であった。今度は『ゼロからはじめる建築[構造]入門」を購入する予定である。ちなみに『ゼロからはじめる建築の[設備]教室』はKindle版を購入したのだが、iPadMiniで読んでもさほど苦にならない。ただし、Kindleで読むには少し字が小さい。
 
◆『ゼロからはじめる…』シリーズからのTips
 

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 試験まであと2ヶ月を切った。これから『ゼロからはじめる…』シリーズを購入して全部を読むのは難しいかもしれない。しかし、この本には結構すぐに役立つTipsが書かれている。例えば、擁壁の土圧である。「受働土圧」「静止土圧」「主働土圧」である。言葉からは状態をイメージしずらいのだが、この本にはイラストがあった。受働土圧とは、土が壁から受ける土圧である。土が働きを受けるという意味だ。主働土圧とは、土が主に壁に働きかけるときの土圧である。
 そして、これらの力の大小関係は、「受働土圧」がカウンターパンチで、「主働土圧」がスウェイで受けるパンチだそうだ。これを図を見ながら理解すると、すっと頭に入ってくるのである。

 

ゼロからはじめる建築の「施工」入門

ゼロからはじめる建築の「施工」入門

 
ゼロからはじめる建築の「設備」教室

ゼロからはじめる建築の「設備」教室

 

 

19.どうやって資格学校生に勝つか『選択肢正誤判定学習法』

 今年も一級建築士学科試験まであと3か月を切った。今後は過去問を効率的に解かなければならない。
 以前、総合資格学院の営業さんと話した時に、過去問だけではなく、新規の問題への対応力が必要だといわれ、すっかり意気消沈気味の自分である。しかし、何とかこの難局を打開する方法はないのだろか。過去問を解きつつ、新たな問題にも対応できるようにするにはどうすべきなのか考えてみた。

18.建築法規と構造の地味なTips

 最近、少し焦っている。学習計画が遅れているのだ。もともとも計画では既に「厳選問題集」の1回目を終了し、4月からは過去問の学習に取り掛かる予定であったのだが、なんと、20日間の遅れである。原因はいろいろあるのだが、まあそれをここで述べても仕方がない。 続きを読む