一級建築士資格独学散歩道

一級建築士資格取得までの道のりを散文的に綴ります。

0.散文的独学道事始

実は、ひょんなことから一級建築士資格を受験することになった。

その背景を、まずは解説しておきたい。と、思います。

 

 とある大学の建築工学科を1985年に卒業。商業施設の設計施工をする会社に就職して、約6年。当時はcadシステムが日本の建築業界で導入を開始した時期でして、私もその開発に携わっていました。しかし、コンピュータを扱うならコンピュータを扱う会社に転職したほうがよい。そう考えて、当時の転職ブームの波にも流されながら、今で言うIT企業に転職したのでした。

 転職後、建設業界向けのアプリケーション開発を担当していたのですが、やがてバブルがはじけて建設業界は衰退し、システム監視を提供する部署に異動。ところがその後、システムは大規模化、かつデータセンターが普及したので、そちらの部署に異動。データセンターでは設備の更新、いわゆるファシリティ管理の部署に席を置くことに。ところが、システム導入に於ける工事監理の部署に誘われて、またまた異動。

 こんな風に、建築設計からプログラマーシステムエンジニア→データセンターの設備管理→システム導入に伴う工事監理、へと生業が変遷したのでした。

 結局、建築に関連する業務に就いたので、無謀にも一級建築士を取得する事にしたのです。もちろん、先輩のバックアップもあり、この機会を逃せば、二度と一級建築士建築士になる機会はない。人生塞翁が馬。残り少ない人生の中で、少しでも、できる事、持てる力量を増やしておきたい、という事もあるわけです。

 さて、 このブログはそんな私が平成27年の一級建築士学科試験を受験し終わったところか始まります。あくまでも、散文的に。他の資格取得系のブログとは趣を変えて、日記のように綴っていきますよ。